北海道ならでは・・・・・・・・・・・

 

交通事故というものは都心部の幹線道路と地方の路地では事故に原因が違ってきます。
例えば、東京では遊ぶところがない子供たちが道路でサッカーなどを行い、そのボールを追って道路に飛び出してくるとか、信号待ちで止まっている車の間をすり抜けるようにオートバイが走り、車にぶつかってしまうとか、対向車線から右折してくる車に気が付かなくて衝突するオートバイなどが多くなっていますが、地方では高齢者の飛び出し事故や判断ミスによる事故、自転車のように軽自動車を運転するおばちゃん、道路が空いていることによるスピードオーバーからのスピン、警察官が少ないということから起こる飲酒事故や携帯電話操作中の事故と同じ日本でも東京と地方で事故原因に大きな違いがあります。

 

一方、日本の最北端にある北海道ではどのような事故原因が多いかというとそれはかなりローカルな原因でなんとエゾシカに衝突するというものです。

 

もちろんほかの事故原因もありますが、エゾシカの活動が活発になる時期では、月間700件以上のエゾシカに衝突する事故が起きているようです。
野生動物は自動車に関する法律では「モノ」扱いで、道路を走っていて突然エゾシカが飛び出してきてそれに衝突した場合は物損事故となります。

 

例えば、だれのものかもわからないような道路上に落ちている小さな鉄骨やコンテナなどにぶつかったのと同じということなのです。
こういった時に自動車保険で補償されるのは車両保険、要するに単独事故で壊れた部分を直す時のお金を補償してくれるというものです。

 

しかし、すべての車両保険に補償能力があるわけではありません。
エゾシカとの衝突はあくまでも単独事故ですので単独事故が補償内容に含まれている一般車両保険というものだけとなります。
限定付きのものではそれは含まれていませんので注意が必要です。
ということは、北海道に住む人は車両保険は車両保険でもフルにカバーできるものに加入する必要があるということになります

 

ちなみにこのエゾシカとの衝突によって損害保険会社から支払われた保険金は2か月で約3億5千万円、昨年と比べる2倍以上になっているようです。
それだけたくさんのエゾシカが道路の近く出てきているということなのですが、これも自然ことですのでどうすることもできません。
しかし、もう一方では車に修理にお金がかかりすぎるということも保険金の支払額を高くしている要因として考えられると思います。